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EAST JAPAN BLOC 東日本ブロック
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JIDA東日本ブロックニュース~2024年1月号〜

東日本ブロック  浅香 秋也


 

 

【24年1月号目次】

1:新年のブロック長挨拶

2:研究会活動報告・告知

3:東日本ブロック新会員紹介

4:展示会などの告知

5:コラム

6:編集後記

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1:新年のブロック長挨拶   東日本ブロック長:高橋 翼

東日本ブロック、ブロック長を務めております、高橋 翼です。
新年あけましておめでとうございます、とは素直に言えない、誰もが想像していなかった形での年明けとなりました。引き続き、現在進行形で予断を許さない状況が続いており、不安な状態、つらい状態にある方も多いかと思います。
社会活動として何が正解なのか、何が不正解なのかも問われますが、そこでひとつ思うことは、私、私たちは、普段デザインを軸に活動をしています。その中でいま自分たちができること、いまいる場所でやれることを推進力を高めて進めていくことが、少なからずできる着実な一歩なのかな、と思っております。そして、この一年を締めくくる時に、この一年は自らの意思で素晴らしい年にした、と思える一年となれば、と感じております。

そこでJIDAは予定通り、賀詞交歓会を開催致します。
新型コロナウイルスの影響もあり、実に4年振りの開催となります。

https://www.jida.or.jp/information/jida-new-years-party2024

例年、異業種で活躍されている方を招き、講演会をして頂いたり、会員同士の交流を行うものです。

久々の開催となる今年は、ファッションデザイナーの落合宏理氏をお招きします。落合氏は、東京を代表するブランドのデザイナーとして活躍する一方、2021年からファミリーマートが展開する「コンビニエンスウェア」のディレクターとしても活躍をしています。最近よく見かけるファミリーマート柄のラインソックスの仕掛け人でもあります。当日はその幅広い領域、バランス感覚についてなど様々なお話をして頂く予定です。「パリコレからコンビニまで」皆様の新しい発見、気づきに繋がればと思います。講演後は、参加者同士で楽しめる懇親会の場を設けております。直接顔を合わせ、近況報告を行う。こういうことの積み重ねがいまはとても大事なのかと思います。

皆様とお会いできる事を楽しみにしております。


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2:研究会活動報告・告知

■デザインビジネス研究会   担当:小林 浩一
当研究会は、デザイン事務所の経営者が集う研究会です。
業界の四方山な話題や、事務所経営の課題について意見交換を行なっています。
例年、都区の連合体が主催する「TASK事業」へ当会メンバーがデザインの支援を実施。
区内の事業者が、自主開発する商品のテーマへ、担当デザイナーがアドバイスをしています。
23年度は、5つの事業社に担当デザイナーを割り当て、各社のテーマに合わせた商品開発についての助言を行なっております。
TASKに関連して、JIDA HPのデザインビジネス研究会ページでは、企業とデザイナーが、より良い意思疎通をするためのレクチャー動画も公開しています。

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3:東日本ブロック会員紹介   担当:安原 七重

当コーナーでは、東日本ブロック会員同志の顔が見えるメディアとして、最近入会された方や、入会時期を遡って会員の方を毎月ご紹介していきます。
今後ぜひ会員のみなさまとの交流を深めていただければと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

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■オウ セイリン
勤務先:マジカス合同会社
主な分野:製品と戦略の企画立案
申込動機:クリエイティブやインダストリアルデザインの分野について更に学びたいと思います。
活動希望:イベントやセミナーに参加したいと思います。
E-mail:wangjinglin2022@icloud.com

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■須藤 慎
主な分野:中小企業のデザイン活用支援
申込動機:中小企業のデザイン活用支援を主な事業内容としているため、プロダクトデザイナーの方々との協業・連携を模索できればと考え申し込みしました。
活動希望:入会後は、セミナー講師としても参加したことがあるプロフェッション委員会に入会し、経営コンサルタントとしての視点から会の活動活性化に貢献できればと考えています。
E-mail:m.sudo.work@gmail.com
WebサイトHP:https://management-d.com/


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4:展示会などの告知

「Wellness Folklore 土地の知恵から生まれた健やかな美しさ」
2023年10月20日(金)~2024年1月28日(日)
https://www.hikarie8.com/d47museum/2023/09/wellness-folklore.shtml

「TAKEUCHI COLLECTION「心のレンズ」展」
2023年9月30日(土)~2024年2月25日(日)
https://what.warehouseofart.org/exhibitions/takeuchi-collection/

「倉俣史朗のデザイン ――記憶のなかの小宇宙」
2023年11月18日(土)~2024年1月28日(日)
https://www.setagayaartmuseum.or.jp/exhibition/special/detail.php?id=sp00216


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5:コラム   担当:蘆澤 雄亮

理事とミュージアム委員長と資格検定委員をやっています蘆澤です。今回、このような機会をいただいて「果たして何を書こうか」と思案に暮れているうちに原稿〆切日直前になってしまいました。いまだもって何を書くか定まっていませんが、ちょうどこのコラムを執筆しているのが年末なので、まずは「先日の忘年会で盛り上がった小話」でもしてみようかと思います。

私が所属している大学には「葬式のデザイン」を研究している先生がおり、その先生も交えた忘年会では「葬式の未来」が話題となりました。話は「そもそも何ゆえに木魚は登場したのか?」に始まり、お経は「心穏やかにするエンターテイメントだ」という話に至り、最後は「死ぬ当人が自身のお葬式のようなモノを好き勝手にプロデュースする文化になれば、修学旅行の計画をするかのような気持ちで死に向き合えるじゃん!」という結論になり、それぞれのプロデュース案を語り明かす会となりました。

まぁ、人によっては「不謹慎だ!」なんて言うでしょうし、読者の中にもそう思われた方もいらっしゃるかもしれません。ですが、私としては「これこそがデザインの真骨頂だ」と感じています。なぜならデザインとは「常に当たり前を疑い」ながらも「常にどこかポジティブ」であり「それゆえに笑顔を生み出せる」ものだと思っているからです。

そのような意味で「JIDAの活動もそうあって欲しい」と願う一方、活動に制約の多い「公益社団法人」であり続ける必要性や、一部に存在する「権威主義的な物事の考え方」については大いに疑問を感じる今日この頃です。私の中のJIDAビジョンは「楽しくなければデザインじゃない、楽しくなければJIDAじゃない、ゆえ楽しもう」であり、これまでも、これからもそのように活動したく考えている次第です。

最後に余談ですが、年明け1月19日~24日にかけて今年度の「JIDAデザインミュージアムセレクション」の展示会がAXISギャラリーで行われます。今年も面白い製品が目白押しなので、是非ご来場くださいませ。お待ちしております。

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6:編集後記

あけましておめでとうございます。あっという間に3年目になります(再)JIDA東ブロックニュースですが、本年もささやかながら皆様のJIDAとの関わりのきっかけや繋がり作りなどのお手伝いになっていれば幸いでd思っておりますので、また皆様のお知恵を借りながらコミュニケーションさせて下さい。
本年もどうぞよろしくお願いいたします!

 

 

 


■お問い合わせは、JIDA事務局まで

  公益社団法人 日本インダストリアルデザイン協会
  Japan Industrial Design Association/JIDA
  〒106-0032 東京都港区六本木5-17-1 AXISビル4F
  Phone : 03-3587-6391 Facsimile : 03-3587-6393
  E-mail : jidasec@jida.or.jp
 JIDA東日本ブロックE-mail : jida-east@nifty.com
  URL : https://www.jida.or.jp/

 

配信日時: 2024/ 1/ 9