JIDA東日本ブロックニュース~2024年2月号〜
東日本ブロック 浅香 秋也
年明けから落ち着かない日々のせいでしょうか、
あっという間に一ヶ月が過ぎもう2月となってしまいました。
知らない間に溜まる疲れもあるかも知れませんので
皆様くれぐれもご無理せず寒い季節を乗り越えましょう。
今月もどうぞよろしくお願いいたします。
【24年2月号目次】
1:研究会活動報告・告知
2:東日本ブロック新会員紹介
3:展示会などの告知
4:コラム
5:編集後記
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
1:研究会活動報告・告知
■JIDA【医・工・デザイン連携研究部会】設立記念セミナーのご案内
この度、JIDAプロフェッション委員会内に医・工・デザイン連携研究部会を設立致しました。これを記念し、2024年2月22日(木)にセントラルユニ社にて、セミナーを実施いたします。
医・工・デザイン連携研究部会では医療の現場や医療機器メーカー、デザイナーに必要な知識や情報を共有しながらより高度化する医療機器現場の課題を解決するための連携を模索していきます。今回は医療設備メーカーの株式会社セントラルユニの協力のもと医療現場と医療設備メーカー、デザイナーから課題共有を行っていきます。
当日は株式会社セントラルユニ社のmashup studio見学(3Dデータによる院内建築シュミュレータ・手術室など)のほか、臨床工学技士 小山和彦氏「医療機器のユーザビリティの課題」、株式会社ぷらすU. 代表取締役 皿谷知之 氏「医療機器向けデザインへのHCDプロセスの導入支援」をテーマとしたセミナーも予定しています。
詳細については追ってお知らせいたします。みなさまのご参加をお待ちしております。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
2:東日本ブロック会員紹介 担当:安原 七重
当コーナーでは、東日本ブロック会員同志の顔が見えるメディアとして、最近入会された方や、入会時期を遡って会員の方を毎月ご紹介していきます。
今後ぜひ会員のみなさまとの交流を深めていただければと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。
■やまざきたかゆき
勤務先:PDC DESGINWORKS
主な分野:自動車、二輪車等の工業デザイン
申込動機:会員との交流により自己の見聞を広げ、新しい可能性や出会いを見出したいと考えています。
活動希望:様々なイベントに積極的に参加し、交流、見聞を深めたいと考えています。
E-mail:cpy1972@gmail.com
WebサイトHP:http://www.yamazakitakayuki.com/
■古屋 秀男
勤務先:H-F Lab(屋号)
主な分野:音響製品のハードウェア&ソフトウェアのデザイン
申込動機:会員様との情報交換や交流を通じて、アイディアの創出ができればと考えています。
活動希望:調査・研究活動に参加させて頂ければと考えています。
E-mail: hideo_0501@yahoo.co.jp
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
3:展示会などの告知
「TAKEUCHI COLLECTION「心のレンズ」展」
2023年9月30日(土)~2024年2月25日(日)
https://what.warehouseofart.org/exhibitions/takeuchi-collection/
「Recycling Meets Design展 デザインの力で再生プラスチックを社会実装する。」
2024年1月26日(金)~4月30日(火)
https://dnp-plaza.jp/
「良品には、わけがある。展 -無印良品 徳永美由紀の仕事-」
2024年2月2日(金)~3月25日(月)
https://www.muji.com/jp/ateliermuji/
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
4:コラム 担当:中原 俊三郎
社会課題研究委員会の委員長を担当して2期目を迎えています。社会課題をテーマに、特に子供の安全・安心に関することや、高齢者の傷害予防などの課題を中心に取り組んでいます。活動は、国の研究機関である産業技術総合研究所や東京消防庁、またNPO法人Safe Kids Japanと一緒に2ヶ月に1回のペースで勉強会を開催しています。そこでは、東京消防庁の救急搬送のデータをもとに、日常生活における事故の現状を把握するとともに、産総研さんの研究報告を共有しながら、さまざまな知見交換を行なっています。
その勉強会から、受託事業として個別プロジェクトが立ち上がります。例えば「生活空間に溶け込んだ身体保持機能の研究」では、高齢者の家庭内での転倒予防の対策として、身体が寄りかかれる機能を持つプロダクトを考案し、部屋の動線を考えて設置する研究を行ないました。いわゆる棒状の(横並びの)手すりのカタチではなく、五感に刺激を与え、インテリアとして楽しめる生活用品の提案です。その研究成果は、産業
技術総合研究所 臨海副都心センターの8階にあるリビングラボに設置されています。
とてもユニークで洗練されたデザインです。リビングラボでは、このようなプロトタイプを用いた実証実験を行なっており、研究成果として見学者へも公開されています。
https://www.jida.or.jp/activity/research/syakaikadaikenkyu/syakaken-kobetuproject をご参照
勉強会は、新型コロナ禍以降、オンライン併用の参加しやすい形式になりました。
京都から参加されている方もいます。メンバーは、子どもや高齢者の問題を扱っているので、心優しく誠実で、いろんな実務経験で豊富な方ばかりです。委員会を通じて、多様な考え方に触れることが大きなメリットでしょうか。
社会課題に取り組むことは気持ちの良いもので、公共心や社会性を育むことの大切さをあらためて感じています。一度、勉強会に参加しませんか、お待ちしています!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
5:編集後記
先日は4年ぶりとなる賀詞交歓会がAXISギャラリーで行われまして、参加の皆様には楽しんでもらえたのではないでしょうか。落合宏理さんによる講演は近そうで遠いファッションのジャンルから、近年のファミリーマートにおける総合ディレクション話、そして落合さん個人のプライベート話まで盛りだくさんでした。聞き役の高橋さんもご苦労様でした。すっかり一参加者として楽しんでしまいました。
協賛企業さんによるブース出展やプレゼンテーションも見応え聴き応えありこちらも好評でした。やはりリアル開催は良いなと思う新年賀詞交歓会となりました。
■お問い合わせは、JIDA事務局まで
公益社団法人 日本インダストリアルデザイン協会
Japan Industrial Design Association/JIDA
〒106-0032 東京都港区六本木5-17-1 AXISビル4F
Phone : 03-3587-6391 Facsimile : 03-3587-6393
E-mail : jidasec@jida.or.jp
JIDA東日本ブロックE-mail : jida-east@nifty.com
URL : https://www.jida.or.jp/
配信日時: 2024/ 2/ 1