【第94回勉強会報告】
「最新3Dプリンタで生み出すCMF*モデル造形と製品活用」
【開催日】2020年8月25日(火曜日)16時30分~18時00分
【参加者】46名(参加登録者)
【開催方法】遠隔による開催
【概要】
製品の根幹であるデザインの重要性は日に日に増してきています。一方、時間やコストをかけずにそのデザインを進めなくてはいけない現状があります。そのような中で、近年、試作の段階においてはCMFモデルが重要視されてきました。時間と費用が掛かかるイメージのあるCMFモデル作成ですが、今回は、ストラタシス社の最新3Dプリンタを使った簡単にできるCMFモデルの造形と、具体的な活用事例をご紹介します。また、最終製品への使用用途に広がりを見せつつある FDM * 方式の3Dプリンタも合わせてご覧いただきます。
* FDM: Fused Deposition Modeling
【プログラム】
◆ご挨拶
◆ デザイナー各位が置かれている状況
◆ 3Dプリンタの概要
◆ 最新3Dプリンタでこれが解決できる
◆ 参考事例のご紹介
◆ まとめ
◆ 質疑応答
【講 師】
ストラタシス・ジャパン シニアセールスアプリケーションエンジニア
小林 俊亮氏
【開催状況】
3Dプリンターのトップブランドのひとつであるストラタシスの日本法人、ストラタシスジャパン シニアセールスアプリケーションエンジニアの小林さんをお呼びして、加工工学の基本からスタートして、3Dプリンターについての全般的な内容から最新のフルカラー3Dプリンターまで幅広くお話を頂きました。本勉強会初の遠隔による開催で音声などのトラブルも多少ありましたが、事前に造形サンプルを送付したこともあり46名の参加登録者を集め、質疑応答も活発に行われました。
(発表資料は別紙)
ご紹介いただいた最新のJシリーズの3Dプリンターについての質問
Q.樹脂の物性はEDENと同じアクリル系ですか?
A.同様なアクリル系です。
Q.以前の出力物はかなり熱に弱かったのですが、改善されてますか?
A.ほぼ同様です。
Q.透明素材で経年変化はありますか?色が濁りますか?
A.掲示変化は少ないという認識です。
Q.カラーデータの作成方法
A.GrabCadPrint上でも設定可能です。
Q.削ったり、やすったりすることは可能ですか?
A.可能です。
Q.導入時、ランニングコストなど費用はどのくらいかかるでしょうか?
A.個別にご紹介、ご対応させていただきます。
Q.造形品の表面は光沢になりますか?
A.研磨すると光沢になります。
Q.マットにも設定可能でしょうか?
A.可能です。
Q.送付頂いたカタログのファブリックサンプルデータについて
A.個別にご紹介、ご対応させていただきます。
Q.資料に記載のあるすべての3Dツールで利用可能でしょうか?
例えばポリゴン造形と、面で張ったモノなど、より得意なモノがあるのでしょうか?
A.大きな違いはありません。
Q.材料の使用期限はありますか?
A.あります.(納品時10カ月以上)
Q.資料の展開をして欲しい。
A.資料の展開をして欲しい。
Q.承知しました。
Q.早速ショールームにサンプルを見に行きたい。
A.個別にご紹介、ご対応させていただきます。
以上
参加登録者に送付したカタログと造形サンプル
JIDA事務局の様子