JIDA

第57回「真空成型」

 

2010年2月26日
株式会社パックマン
<真空成型製品ショールーム見学会のお知らせ>
参加者:9名

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元々カミソリのブリスターパッケージの製造からスタートした、株式会社パックマン様は、
現在ではその真空成形のノウハウを生かし、SP関連商材・POP関連商材・サイン関係
アメニティ関連など従来の守備範囲を超えて、建築インテリア空間関連やアート作品

にまでその可能性を拡げておられます。


今回は株式会社パックマン様のギャラリーにて沢山のサンプルを拝見しながらの

勉強会となりました。

■真空成型
真空成型/バキューム成型とは、樹脂の薄板にシルク印刷やオフセット印刷・デジタル

出力後、加熱して変形させて金型・樹脂型などで真空状態を作り、空気を抜き取る事で、

樹脂を型に合わせて製品を成型する技術です。私達の生活の中で、身近なものでは、

歯ブラシなどの生活用品のブリスターケースや、自販機のダミーボトル、電車内の

レリーフ状の半立体広告など日常目にしているものが多数あります。

株式会社パックマン様では試作品の型の製作から量産品の印刷、成型までワンストップ

サービスで、顧客ニーズに応えています。これによって、納期短縮と経費削減、を実現し、

過去20年の実績により、顧客の信頼を深めておられます。さらに、とうもろこし原料の

自然素材のインクの使用、再生PET材料の使用等、エコ環境対応も積極的にされています。

・制作物はA1程度の大きさが現状では最大サイズですが、貼り合わせ、組み合わせ等で

大きなものも制作可能。
・写真等の2Dデータの提供だけで、半立体(レリーフ)を作る事が出来ます。その際の

立体的に見える効果的な凹凸の量も、ノウハウになる。
・絞りの量によって板厚や材料等、様々に対応する事が可能。
・印刷はオフセット、シルク、インクジェット等対応可能。