JIDA

第42回「Color Analyzer」

 

2008年7月30日 
DIC株式会社
「DIC Color Analyzerのご紹介」

今回の勉強会は、DIC株式会社さんよりデジタル画像色解析ソフトの説明をして
いただきました。

■ソフトの概要
色々な色のデータを色相・彩度・明度の3次元色立体に展開し、直観的に把握
できる1580色の情報を搭載。DICナンバーの選択が今までより格別に便利に。
デジタル画像データから色の抽出ができる。
オリジナルの色ファイルを作成、保存できる。

■このソフトで出来ること
これまでのマーケティングデータと比べてみると2次元でマッピングしていて
色相・彩度でのマッピングでは3つの軸の表現は限界があった。
cool・warmの軸わけでは 左右軸と色相・彩度の関連が不明確。(画像01参照)

 

STD42-01(1).jpg

 

しかしDIC Color Analyzerでマッピングすると自動的にマッピングされる
ので主観を排し、客観的事実に基づいたマーケティングが可能。
3次元色立体を動かしてビジュアルで見られる事で誰が見ても理解することが
可能になった。(画像02参照)

 

STD42-02.jpg

 

また、色立体はマンセル表色系、目的や業界に応じて切り替えが可能。
立体にすることで2次元ではわかりづらかった、いくつものカラーセレクター
を見比べる煩わしさがなく赤なら赤の色域を表示&彩度・明度の色域に絞り込
み画像から色の抽出も可能。関連の高い順に表示される。(画像03参照)

 

STD42-03.jpg

 

その抽出した色を3次元色立体の位置にマッピング、色相はもちろん明度・ 彩度の

3軸から見ることができるので、例えば既製品のカラーバリエーション 展開している物を

基にしたマーケティングが可能。(画像04・05参照) 

 

STD42-04.jpg

STD42-05.jpg

 

今まで人の目によって時間をかけていたマッピングの作業をシステム化する事

で作業効率がアップし、より確実なデータを作成できるので、マーケティンに
関わる方はぜひ一度、勝手を実感してほしい。

■ソフトのライセンスについて
現在 windowsのみ製品としてライセンスを販売している。
試用版がダウンロード可能 
http://dca.dic.co.jp/index.aspx
DIC30日間 全機能が利用可能