JIDA

第34回「SEGWAY」

 

2007年7月30日
日本SGI株式会社

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今回は、日本SGI株式会社様のご好意により立ち乗り電動二輪車Segway「セグウェイ」
を試乗する会を行ないました。

■Segway「セグウェイ」とは
皆さんももうご存知だと思いますがブッシュ米大統領が小泉純一郎前首相に贈ったこと
でも有名になった、充電式の立ち乗り電動二輪車で、アクセルやブレーキの操作なしに
体重移動によってジャイロセンサーの動きを制御し運転するまったく新しい乗り物です。

まず初めにセグウェイの成立ちや構造などのレクチャーのあと同社SGIホールで試乗す
ることになりました。
乗るのには少々コツがいるようですが、担当者の方のお話によると、誰でも必ず乗れる
のですが、慣れるまでに個人差があるようです。それには乗る人が慎重なタイプか大胆
なタイプか等、性格が影響するそうです。

実際試乗をはじめると、お話の通り大変緊張して用心深く乗る方や、初めからびゅんび
ゅんとスピードを出して乗られる方がいて別の意味で面白い体験会でした。
しかし、どなたも何週か走っているうちに直ぐに慣れてしまい、どんな乗り方に対して
もセグウェイのジャイロセンサーのもつ走行安定性能はすばらしく、大変安心感がもて
ました。

やはり、ちょっとした体重移動で動くセグウェイは体感的には既存の操作をして動く乗
り物とは違い、常に乗る人の感覚を要求されます。その辺がいったん慣れてしまうと、
地上から数センチ離れた空間を意のままに移動する、意思と直結した感覚の気持ちよさ
に変わっているのではないでしょうか。きっと参加された皆さんもこれに乗って何処ま
でも行きたいという衝動を感じたことと思います。

日本SGI株式会社様は前回三次元データを三次元映像で観るという先進的な技術の体験
会を行ないましたが、今回のセグウェイも近い未来を垣間見る勉強会になったと思いま
す。デザインに携わる我々にとってこの斬新で新しい発想の乗り物を体験することは大
変良い刺激になったのではないでしょうか。