2004年7月27日&8月5日
(株)3Dシステムズ
代表取締役社長 : トーマス パン 氏、 小嶋 勉 氏
参加者 : 27名
<三次元プリンターの実演をじっくり観る会>
データの3次元化が浸透し、実際にモノを造形する3次元造形技術の有効性が
ますます高まってきている中、今回は「RP第二弾」として、実際に造形して
いるマシンを見に行こう!という企画を実行しました。
RPマシンでは一歩先を行く(株)3Dシステムズは、世界ナンバーワンのシェア
を有し、異なる3つのシステムのマシンを保有する唯一の製造販売会社です。
液体の光造形マシン、粉末焼結マシン、インクジェットマシンの主な3方式の
長所・短所を正しく評価するには、ここでじっくり見せていただくしかないの
です。今回は東京世田谷にあるスタジオで、しっかりレクチャーを聴き、下記
の4機種すべてを見せていただきました。
1)SLA7000システム(液体)
大型・世界最高速光造形マシン
・造形サイズ:500×500×600
・レーザー出力:200〜800mW/サービスビューロー向き
・造形スピード(高さ方向):約10〜15mm/h
・約6,000万円
2)Viper SLAシステム(液体)
最も微細な加工が可能なマシン
・造形サイズ:250×250×250
・レーザー出力:100mW/厚さ0.1mmの壁が立つ、ラボ向き
・造形スピード(高さ方向):約2〜4mm/h
・約3,000万円
3)Vanguard SLSシステム(粉体焼結)
(25W/100Wタイプ)ナイロン、ゴム、金属も可能なマシン
・造形サイズ:381×330×457
・レーザー出力:25〜100W/実装向き、少量生産向き
・造形スピード(高さ方向):約15〜25mm/h
・4〜6,000万円
4)InVision 3D Printer(インクジェット)
最も簡便な小型マシン
・造形サイズ:300×185×200
・レーザープリンター同様
ネットワークで共有できる/個人向き
・造形スピード(高さ方向):約5〜7mm/h
・6〜700万円