ミュージアム事業
価値あるデザインの顕彰と保存により、未来への資産を築く。
工業製品の数々は、その時代を物語る一つの文化的財産ですが、
いわゆる芸術作品のように美術館などに保存されることは稀です。
そこで当協会は1999年より後世に伝えるべき歴史的、文化的意義ある製品を毎年選定し
「JIDAデザインミュージアムセレクション賞」を授与するセレクション事業を行なっています。
選定された製品は、毎年編纂される図録に全て掲載され、一部の製品は収蔵保管されます。
さらに毎年の選定製品を一堂に展示する展覧会を開催し、広く一般に無料で公開しています。
図録は世界各国の図書館や大学などに寄贈しています。
ストックヤードに収蔵された過去からの多数の優れた製品群は、
国内外を問わず要望に応じて貸し出しを行なうミュージアム事業にも活用されており、
学術、科学、文化の発展に役立てられています。
公益事業