JIDA東日本ブロックニュース~2023年12月号〜
東日本ブロック 浅香 秋也
あっという間の師走です。
街には人手が戻りいつもの盆暮れ正月、、が迎えられそうでしょうか。
何かと心忙しくなりますがくれぐれも体調お気をつけお過ごしください。
【23年12月号目次】
1:研究会活動報告・告知
2:東日本ブロック会員紹介
3:展示会などの告知
4:コラム
5:編集後記
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1:研究会活動報告・告知
■パッケージデザインパビリオン出展者募集スタート 担当:吉田 晃永・堀越 敏晴・佐野 正
JIDAが運営スタートして第8回目となる『パッケージデザインパビリオンinTOKYOPACK(東京国際包装展)』が、2024年10月に開催される予定です。
パッケージの名称ですが、JIDA・JPDA・JAGDA会員中心のデザイナーが出展していることにあり、デザインジャンルも来場者も多種多彩な方々が多く、とても多くのビジネス機会に繋がる実績があります。
また、ご好評いただいている日本弁理士会の無料相談コーナーに加えて、メディカルエリアも設定し医療関係デザインを発信する場にしていく予定です。
詳細は、下記リンク先をご参照ください。
●開催概要・参加エントリーサイトへ
https://jigyo.jimdofree.com
●TOKYOPACK2024(東京国際包装展)Webサイト
http://www.tokyo-pack.jp/
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2:東日本ブロック会員紹介 担当:安原 七重
当コーナーでは、東日本ブロック会員同志の顔が見えるメディアとして、最近入会された方や、入会時期を遡って会員の方を毎月ご紹介していきます。今後ぜひ会員のみなさまとの交流を深めていただければと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
勤務先:東京設計株式会社、北京建王建築環境設計院有限公司
主な分野:インダストリアルデザインを含む建築、インテリア、ランドスケープなどデザイン全般に関する振興と経営
申込動機:日本デザイナーとの交流を深め、同業界において、日本、中国との架け橋になれればと考えています。
活動希望: 様々な交流会に参加したいと考えています。
E-mail:wang@t-design.co.jp
Webサイト:www.t-design.co.jp
■濱名 剛
勤務先:807design
主な分野:事業会社、家具メーカーのインハウスデザイナー・設計を経てフリーランスデザイン、設計の技術を機関として、プロダクト(磁器生活用品、産業資材、産業機械、自転車など)、家具(メーカー製品開発、特注デザイン・設計)、空間のデザインを行います。またデザインの側面から企業のコンサルタント、化学メーカーやボイラメーカーなど多分野におけるアドバイザーを務めています。また家具メーカーでの設計経験を活かし、取引先企業の多くの家具メーカーに持ち込まれる製造に課題のあるデザインを実現するための設計支援なども行っています。
申込動機:情報交換、共有をさせて頂きたいです。
活動希望: 国際交流の活動に参加したいです。
E-mail:mail@807.design
Webサイト: https://www.instagram.com/807design/?hl=ja
■川瀬 和幸
勤務先:株式会社WAgon
主な分野:プロダクト・家具インテリアデザイン、コーディネーター
申込動機:会員の皆様との交流を通して、デザイン分野、業界の情報を学び今後のデザイン活動へつなげていければと思います。
活動希望:イベント・会合などへの参加し情報を得たり、視野を広げたいです。
E-mail:kawase@wagon-design.com
■宮崎 愛弓
勤務先:目白大学
主な分野:情報デザイン教育、インターンシップ
申込動機:会員の皆さんとの交流・意見交換などを通じ、新たな視点を取り入れることで、本業とする教育・研究活動等の専門分野に対する理化深化・知見の獲得ができればと考えています。
活動希望:多様な地域・人々が交流するセミナーやワークショップ等の活動に参加し、地域活性化に携わりたいと思います。
E-mail:a.miyazaki@mejiro.ac.jp
勤務先URL:https://www.mejiro.ac.jp/
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3:展示会などの告知
「Digital Happiness いとおしいデジタルの時代。」
2023年11月23日(木)~12月10日(日)
https://www.2121designsight.jp/gallery3/digital_happiness/
建築家の椅子30脚展
2023年11月25日(土)~12月10日(日)
https://www.renoveru.jp/lp/b1
倉俣史朗のデザイン ――記憶のなかの小宇宙
2023年11月18日(土)~2024年1月28日(日)
https://www.setagayaartmuseum.or.jp/exhibition/special/detail.php?id=sp00216
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4:コラム 担当:登 豊茂男
「JIDAが提言する、インダストリアルデザインとは何ぞや?」
広報委員会で委員長を務めます、登 豊茂男と申します。
10月の最終週は、まさに僕にとってDesign Weekであった。4年ぶりに開催された「Japan Mobility Show」、JIDA顧問である田中前理事長が実行委員長を務めた「WDO世界デザイン会議」などの大型イベントにJIDA広報委員としてプレス参加ができ、上質なデザイン三昧な9日間となった。なお、この期間中僕は、会社の仕事を全くしておらず僕が不在時にも通常業務を維持してくれた弊社スタッフに感謝したい。この他にも毎年10月はDesign monthであり、Gマーク受賞作品の展示やDesignertなどさまざまなデザインイベントが行われていた。
さて、話は戻り「Japan Mobility show」(以下:JMS)に触れようと思うが、今回は一般公開前のプレスディにJIDAの広報委員として仲村委員とともに参加させていただき、コロナ禍もあり、4年ぶりの開催でかつ、名称も「モーターショー」から「モビリティショー」に変更され、車だけではない「移動体-Dinamics」の新たな提案や人・モノを移動させる新たなビジョンやSF的なコンセプトを期待しながら会場を回った。一般公開時は人だかりで、展示ブース前まで行くことすら難しいので、今回のプレスディに参加できたことはありがたかった。余裕で展示会場を歩きながら、各展示やメーカーの方、ベンチャー企業の社長さんに出展意図やインダストリアルデザインについての認知度などをインタビューさせていただくことができた。もちろん、JIDA会員へのお誘いや、JIDAセレクションへの推薦などの営業活動もさせていただきましたが。。。
会場は、「モビリティーショー」という名称のごとく、自動車だけではなく、「空飛ぶ車」と言われる「エアーモビリティ」も多数出展があった。自動車メーカーは挙って「EV」「PHV」を掲げ、近未来的なエクステリアやインテリアを徹底的にアピールし、PressDayに限っては、各自動車メーカーの社長さんたちが大きなビジョンを掲げプレゼンテーションを行っていた。パーツメーカー、特にパワートレイン系のメーカーはEVシフトに懸命に付いていこうとする姿勢で、モーターやBMSなどに着手する姿勢でコンセプトモデルを出展していた。また、ベンチャー企業や加工業などは、超小型モビリティや歩行領域EV(時速6km/h以下のEV)のコンセプトを出展していた。
そんなJMSでしたが、何か物足りなさを感じてしまった。それはまず「海外メーカーの出展がないに等しい」ということでした。出展があった海外メーカーは定番のメルセデスとBMW、それと中国のBYDだった。アウディもいない。。海外メーカーのShowCarは、いつも夢に満ち溢れていて楽しいし、まじめにその未来を創造しているところが魅力を感じる。国内メーカーのShowCarも素敵だが、某メーカーデザイン部の方に「このShowCarをベースにした市販車っていつ頃実現するのでしょう?」とインタビューしたが、「さぁー..どうでしょう…」と返答が返ってきた。国内メーカーのビジョンは何か「社会を引き付けるため」に発表され、メーカー内部でそれを信じて堂々と自信をもって発表するという姿勢とは違うような気がしている。ベンチャーメーカーの超小型EVもyoutubeなどSNS、地元TV番組などメディアを通じて、いろいろと発表、発信をしているが、ほんとうに自分たちのEVが社会問題の解決や問題提起(スペキュラティブデザイン)ができるもなのだろうか?こういったインタビューをすると、挙って目を背けられた。
自分も2016年、北海道企業十数社と行政さんで、EVショーカー(コンセプトカー)を札幌モーターショーに出展したことがあるが、EVシフトが始まろうとしていたころに、寒冷地の特異性と地域製造業の限られたリソースを生かしながら、メーカーに問題提訴を行ったコンセプトカーだった。(詳細知りたい方は個別に連絡ください。(笑))社会の問題提訴、スペキュラティブデザインと社会のリソースを結び付けより良いソーシャルコンセプトを打ち出し、それを実現する政府との協業や関係性を誰が先導するか?そう、それこそ「インダストリアルデザイン」の役割ではないだろうか?そう思った僕は、モビリティーショーの会場で「JIDA会員の活躍の場だらけだな。。」と思ってしまった。
JIDA広報委員会の話し合いの中で、よく出てくる「JIDAが提唱するインダストリアルデザインって何ぞや?それを定義するべきだ」ということ。
真剣に考えて、それを定義にとどめず実行することを協会全体で意識せねばならないと感じる。
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5:編集後記
先日行われたJIDA主催AIセミナーに参加してきました!
そこで、せっかくなのでそのレポートをAIに書かせてみました↓
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AIワークショップに参加して
近年、AIの話題が盛んになってきました。
しかし、私はそれまであまりAIに触れる機会がなく、理解も進んでいませんでした。
そんな中、AIワークショップに参加する機会を得ました。ワークショップでは、短時間でAIを使った作品を作成することができ、とても楽しく充実した時間を過ごすことができました。
私が作成した作品は、シンプルな詩でしたが、それでもAIが私の意図を理解して作品を生成してくれたことに感動しました。また、他の参加者の方々の作品も興味深く、AIの可能性を再認識させられました。
ワークショップは文字ベースでの開催でしたが、次回は画像も含めたバージョンアップに期待しています。画像を活用することで、より創造性の高い作品を制作することができるのではないかと思います。
また、ワークショップではAIの基礎的な知識や技術を学ぶことができました。しかし、AIの応用技術についてはまだまだ知らないことが多いです。今後は、AIの応用技術について学び、より実践的なスキルを身につけたいと思っています。
今回のワークショップに参加したことで、AIへの理解が深まり、AIの可能性に触れる機会を得ることができました。今後もAIに関する知識やスキルを身につけ、AIを活用した新たな価値創造に貢献していきたいです。
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なぜか詩を作成したことになってしまいました、、(笑)。しかしながら概ねこちらで考えたトピックを吸収して文章にしてくれています。結局は使いこなすスキルが(現段階では)必要ですがそれを学ぶメリットは大きいかと思いまし、単純にすごく楽しめたワークショップとなりました。また次回も企画があると思いますので気になっていた方もぜひ!
■お問い合わせは、JIDA事務局まで
公益社団法人 日本インダストリアルデザイン協会
Japan Industrial Design Association/JIDA
〒106-0032 東京都港区六本木5-17-1 AXISビル4F
Phone : 03-3587-6391 Facsimile : 03-3587-6393
E-mail : jidasec@jida.or.jp
JIDA東日本ブロックE-mail : jida-east@nifty.com
URL : https://www.jida.or.jp/
配信日時: 2023/ 12/ 1