JIDA東日本ブロックニュース~2023年4月号〜
東日本ブロック 浅香 秋也
春めいたと思ったら天気も気温も目まぐるしい変化で身体に堪える今日この頃ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。花粉も人によって今年はすごいよ、、といったことも聞きますがくれぐれもご自愛下さい。
季節の変わり目は意外と「歯」にも負担が掛かるようですよ!
(身体の話題ばかりで加齢を感じる編集浅香です)
【23年4月号目次】
1:研究会活動報告・告知
2:東日本ブロック新会員紹介
3:展示会などの告知
4:コラム
5:編集後記
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1:研究会活動報告・告知
新年度に入りましたので、各研究会の紹介&メンバーを募集します。
是非この機会に興味がある活動に参加してみてはいかがでしょうか。
【デザインビジネス研究会】 会長:小林 浩一
■新メンバー参加のお誘い
当研究会は、独立系デザイン事務所やフリーランス他を含めるデザイナー・他事業者が参加する、情報交換を主とした意見交換の会です。
年間、概ね隔月のペースで有志が集まり、テーマの有無を問わず、時にはデザイン動静の知見を交わしたり、社会の問題を問答したり、経営の疑問を伺ってみたりと、デザインとビジネスに渡る知識をシェアする集まりです。
年間数回、デザインやビジネスに役立つテーマのセミナー・勉強会も催します。
又、行政から委託される企業支援の事業(TASK等)も取り組んでいます。
デザインという職能枠が多元的に広がるが故に、純粋に狭義のデザインテクニックやスキルに頼れなくなりつつある変化目紛しい世情にあって、私たち自身が斬新するヒントを探る会です。お互いが持つ多様な経験・知見を交換・交流することでデザインの有り様を探る研究の集いです。
プロフェッション委員会との連携もあり、外部団体(弁理士会)との交流から、デザイン・経営のヒントを得る機会も多い会です。
肩肘張らずオブザーバー参加もできます。新年度の機にこだわらずとも新旧会員の参加を歓迎致しますので参加ご検討ください。
=活動実績=
●セミナー等
「補助金を上手に活かそう! 活用・申請のポイントを学ぶ」
「クラウドファンディングセミナー/第一回」
「クラウドファンディングセミナー/第二回」
●受託事業
「TASK事業/中小事業者のデザイン開発相談会」
●定例の活動
概ね隔月の定例会(リアルミーティング)
<連絡先>
JIDA事務局:jidasec@jida.or.jp
【デザインメーカーズ研究会】 担当:長谷川 真之
■メンバー募集のご案内
JIDA 東日本ブロック デザインメーカーズ研究会では、ギフトショーといったBtoB展示会の出展を中心に活動しています。
より魅力的な企画と運営ができるよう、研究会の企画と運営に関わって頂けるメンバーを募集します。
<連絡先>
JIDA事務局:jidasec@jida.or.jp
【エコデザイン研究会】 担当:本田 圭吾
■研究会活動の紹介
次代のデザイナーに必要な正しいエコデザインとサステナブルデザインの考え方を、ともに学び創りませんか。発足は1997年、インダストリアルデザイナーの浅井治彦氏(前委員長)を中心にJIDA会員有志によりデザインと環境に関する研究会が設立され、「デザイナーとして環境のために何ができるか」を探求し、あるべき持続可能な社会・循環型産業に於けるデザイナーの役割を体現する活動を行って25年を超える活動実績があります。
アクティビストとの交流による勉強会などの企画、地域でのワークショップを実施するなどの活動を行います。また、活動と研究成果を報告する「Next Eco Design展」は今年度20回目を迎えます。展の開催にあたってデザイン系学生を参加者として募り、メンバーはワークショップ指導を通して、正しいエコデザインとサステナブルデザインの考え方を理解していきます。
エコデザインの成り立ちと基本的意義の他、環境に配慮したデザインのためのアプローチとして具体的な「エコデザインの手法」を身につけ、インダストリアルデザインが担うデザインの本質的価値を確認する機会となっています。
<連絡先>
JIDA事務局:jidasec@jida.or.jp
【デザイナースキル研究会】 担当:登 豊茂男
■2023年度活動予定
デザインの在り方や貢献範囲が広くなる近年、JIDAのみならずD-8の各協会が職能団体から社会活動団体へと変革して行く動きがあります。
その中でインダストリアルデザインも社会の新たな要請とともに役割が変化しており、単に色形を創造すること以上に、アドバンスデザインの創造や中小企業経営者のブレーンになりえる新たなインダストリアルデザイナーの存在が必要不可欠です。また、JIDA会員状況もクリエーター職のみならず、経営コンサルタント、プランナー、教育者などデザインにかかわるさまざまな人財が増えていくと思います。
その中でやはりクリエーター職としてのデザイナーは過去も未来も必ず存在していなくてはならず、未来へ対応していけるデザイナーの様々なニュースキルの向上や、過去の諸先輩方がモノ作りに命を込め人生をそれにささげたヒューマニズムを学びなおし、これからのインダストリアルデザイナーを創造する「井戸端会議」的な学びと体験の場がこの「デザイナースキル研究会」です。
コロナ禍も影響しこの数年は開催がリモート中心でしたが、今年からは参加者の熱い想いを感じられるよう、JIDAギャラリーにて4回/年開催する予定です。(場合によっては、懇親会もあり)
2023年度は、特に「デザイン経営」をテーマに、JIDA会員の中からデザイン経営にすでに関わり、実績をあげている方を講師として募集し、講演後はこの会の特色である「井戸端会議」を開催し、講師とともにさっくばらんなデザイン経営のあり方について、話し合えれば盛り上がると思います。
開催告知は、JIDA事務局のほうから会員メールにて開催を告知し、ホームページのインフォメーションでも開催前に掲載させていただきます。東日本ブロックが主体となりますが、奮ってご参加ください!
<デザイン経営に関する講師募集!!>
デザイナースキル研究会では、デザイン経営にすでに関わっている会員様に講師として登壇いただける方を募集しております!
例えばこんな方↓
・企業のCDO(チーフ・デザイン・オフィサー)として活躍されている方
・企業ブランディングに積極的に関わっている方
・企業の役員として活躍されている方
・行政のデザイン経営事業に関わられている方
・社長や役員がデザイナーであるという会社経営者の方
・デザイン経営を意識し活動されている方
講師料:交通費、感謝金
講師をしていただける方は下記に連絡をいただければ幸いです。
なお、東ブロックの開催となることと、予算の関係で交通費に限界があるため、関東近県の方が望ましいです。
連絡先:nobori_tomoo@jida.or.jp
<運営メンバー募集!!>
現在3名の運営メンバーで企画しておりますが、若干名の運営メンバーを募集します!会を楽しく意義あるものとするため是非、ご協力をお願い致します!
連絡先:nobori_tomoo@jida.or.jp
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2:東日本ブロック新会員紹介<2020~> 担当:佐野 正
2020年以降、コロナ禍の影響で会員同士の交流機会が減少していましたが、少しずつJIDA活動も動き出してきました。
この春に入会された皆さんを“新会員紹介コーナー”としてご紹介いたします。
JIDA活動参加への最初のステップとして、ニュースをご覧の皆様どうぞ宜しくお願いいたします。
■草野 紀親
勤務先:(株)かたちなきもの
主な分野:デザインマネジメント
申込動機:会員との情報の交換・交流を通じて新しい発見ができればと考えています。50歳を迎えるにあたってデザインの素晴らしさを伝えたいと強く思っていることがきっかけです。「常に社会と時代の変化に目を向け、インダストリアルデザインを通じた心豊かな未来の創造を目指して歩みを続ける」に共感いたします。
活動希望:いろいろな活動に参加し、体験・経験すること(生きた学び)を大切にしたいと考えています。
E-mail:info@katachinakimono.com
Webサイト:https://www.katachinakimono.com/
■大治 将典
勤務先:Oji & Design
主な分野:クラフト工芸デザイン
申込動機:太刀川英輔さん、永田宙郷さんよりお誘いがあり加入いたしました。
活動希望:クラフトとデザインの関係を考えたいです。
E-mail: masanori@o-ji.jp
Webサイト:https://o-ji.jp
■石井海
勤務先: EMPTINESS
主な分野:ロボット等の外装デザイン、機械設計等
申込動機:インダストリアルデザイン業界の情報収集と会員との交流
活動希望:インダストリアルデザインを通して機械設計・電子回路・メカトロニクス・ソフトウェアなどのエンジニアリングの知見を深めるような活動に参加したい。
E-mail:kai_ishii@hotmail.co.jp
Webサイト:https://ishii-kai.myportfolio.com
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3:展示会などの告知
「世の中を良くする不快のデザイン展」
2023年3月24日(金)~4月23日(日)
https://www.g-mark.org/gdm/exhibition.html#part02
「世界のクリエイティブがやってきた!2022」
2023年2月11日(土)~5月6日(土)
http://www.admt.jp/
「The Original」
2023年3月3日(金)~6月25日(日)
https://www.2121designsight.jp/program/original/
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4:コラム 担当:安藤 孚
最近の特に関心事について、私見を述べたい。
1.協会創立70周年事業
昨年の11月に、協会は創立70周年を迎えた。この記念事業は、「過去の70年の協会活動の実績を総括し、これからの70年の協会発展を協会内外に向けて発信する最重要行事」でもある。「60周年記念」で、「社会に発信し、社会に感謝する周年記念」という一般社会の「周年記念の常識」に戻したので、70周年記念事業では更に社会への発信力も活性化するものと理解していたのだが、また50周年記念事業以前に逆戻りしたように感じたのは私だけなのか。式典での「記念講演」もなかった。表彰式での会員の特別賞も多すぎる、と感じたのは私だけなのか。
1952年に創立した協会は、過去10周年、20周年、25周年、30周年、40周年、50周年、60周年、70周年と記念事業をしてきたが、社会一般に通用する60周年を除いて、他はデザイン団体特有の「仲間内の行事」だったように私は思う。
新年度を迎えた。記念出版など「記念事業関係の作業は、過渡期をむかえていると思うが「協賛金」などを含め、「60周年記念」のときのように会員にしっかりと報告をされることを期待したいものだ。
次の10周年記念事業への取り組みは,どう考えているのか。今後の推移を静かに見守りたいと思う。
2.協会の「綱領」
2021年4月から協会名が「デザイナー協会」から「デザイン協会」に変更された。これに伴って「綱領」も変更されなければならないと、元理事長の浅香さんも言っていました。私もそう思います。しかし、今現在の綱領は、2003(平成15)年5月に設定された「デザイナー協会」の綱領のままで、新たに設定も公表もされないままになっている。
協会名変更に伴う新しい綱領は、いつ公報されるのか。速やかに設定されるべき重要事項の1つと私は思う。
3.総会での「協会への意見」
コロナ禍による欠席で久しぶりに出席した昨年の総会でのこと。
総会の議事(審議事項)も進み、審議事項の賛否の投票集計の時間を利用して、「協会への意見」の時間になるのだが、何故か、昨年の総会の式次第になく、発言ができなかった。私が監事をしていた頃は発言の時間があり、活発な意見交換がされ、会員の意識を高めたものだ。リモートによる配信という事情も有るのだろうが今後はきちんと会員の発言時間を設けて頂きたい。
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5:編集後記
皆様「物語の自販機」なるものをご存知でしょうか?
フランスの街角に設置されている端末で1分、3分、5分で読み終える量の短編小説を無料で書き出してくれる自販機です。
ちょっとした空き時間があるとついついスマホに頼ってしまう昨今ですが、やはり物理的な紙の文字を読むといった時間も逆に豊かな時間の使い方かなと思ったりしました。
公共のプロダクトとしても面白いものですね↓
■お問い合わせは、JIDA事務局まで
公益社団法人 日本インダストリアルデザイン協会
Japan Industrial Design Association/JIDA
〒106-0032 東京都港区六本木5-17-1 AXISビル4F
Phone : 03-3587-6391 Facsimile : 03-3587-6393
E-mail : jidasec@jida.or.jp
JIDA東日本ブロックE-mail : jida-east@nifty.com
URL : https://www.jida.or.jp/
配信日時: 2023/ 4/ 3