クラウンは、１９５５年の誕生以来、「安心」・「信頼」といった伝統を積み重ね“日本の高級車を牽引する正統派セダン”として進化してきた。今回の１４代目は、原点に立ち返り、本質である優れた乗り心地や高い静粛性を磨き上げたうえに、現代において求められる要件を積み上げていくことを念頭に開発。“新たな革新への挑戦”をキーワードに、お客様の期待を超える「もっといいクルマづくり」の先頭に立つクルマであり、トヨタ再生「ReBORN」の象徴として「トヨタのクルマづくりが、この車から変わった」と思っていただけることを目指した。新たなクラウンらしさを象徴的に表わすデザインコンセプト「ＩＣＯＮＩＣ　ＤＩＧＮＩＴＹ」。威厳を表現しながら、「粋なフォーマルさ」と「走りの良さ」を「ロイヤル」「アスリート」２つのシリーズで幅広いターゲットユーザーに対応し市場の活性化を狙った。更にそれぞれの個性を際立たせたクラウンにおいて「今の時代の高級車として必要なものは何か？」を追求し開発した。

ウイングスプレーンは紙飛行機設計の世界的権威、二宮康明 ( 工学博士 ) 氏の設計 による、スチレンペーパー製のヒコーキである。極めてシンプルなデザインは素材 の特徴である軽さを生かし、高性能機に仕上げられた。二宮氏の設計機体は丈夫な ケント紙を貼り合わせたものが主流であるが、胴体にバルサ材を使用したものも少 なくない。スチレンペーパー機の一番の特徴は他の材料の機体と違って飛行の調整 が非常に簡単であるといえる。セットされているゴムカタパルトを使えばだれでも簡 単に素晴らしい飛行が楽しめる。ライト兄弟が動力初飛行に成功してからまだ110年 という短さに、空中を滑空させることの難しさを思うが、ウイングスプレーンはいとも簡単に滑空現象を体験させてくれ、うまくいけば15秒以上飛んでくれる。子供達 には大空への憧れと科学への関心を育ませ、大人たちにも手軽なホビーと健康をも たらしてくれる傑作機である。 (二宮氏は今年4月、吉川英治文化賞を受賞された)

この商品は、近年、扇風機を送風による涼しさを得るだけでなく、節電目的にエアコンと併用するなど生活スタイルに合わせ使い方が多様化している。それらの多様なお客様ニーズに対応すべく当社独自構造の「流体素子技術」を応用し、長時間使用しても疲れない健康的な風と、省エネ運転、静音性に優れ、コンパクトで年中使え収納不要な扇風機として開発した。また開発においてはお客様価値を満足すべく、研究者とデザイナーの二人三脚で幾度もの試作、検証を重ね、新しいプロセスによる流体素子技術の開発に取り組み、従来にないスリムな形状と風の質にこだわった健康的で心地よい風を実現することができ、様々な空間で使っていただける造形・色・素材へのこだわりを合わせ持った、従来の扇風機とは一線を画するデザインを具現化することができた。

「全てのユーザーにより良い環境を提供するために」。インバータエアープラズマ切断機「SPADA 40」は、従来の100V専用機から、200Vも使用可能な兼用機となり、約16kgの軽量ボディには移動時の利便性にも配慮し、全てのコード類が本体に収納できる構造となっています。また、安全カバー付きのトーチを採用し安全性にも配慮しています。さらに、操作スイッチや計器は前面パネルに集約し、直感的な操作が可能なグラフィックと、傾斜を付け視認性や操作性向上しユニバーサル性を高めたUIとしています。中でも、エスパーダ（剣）と称され、直線的な切断だけでなく、状況に応じて自由な切断作業が可能であることは、電源事情や移動時の取り回し、安全性に加え、全てのユーザーの切断作業に大きく貢献します。

新型アテンザは、マツダの新デザインテーマ「魂動(こどう)」の真髄といえるダイナミッ クで生命感ある動きとスピード感、そして艶感あふれる面質を純粋に、そしてアーティ スティックに表現し、圧倒的な存在感と美しさの実現を目指したマツダのフラッグシッ プカーである。エクステリアではCDクラスとしての堂々とした存在感、品格とともに、 あたかも隅々まで血液や神経が通う生き物がドライバーの意志を忠実にタイヤの接地点まで伝えるような生命感を表現した。インテリアではドライバにはドライビングプレ ジャを、パッセンジャには心地よく包まれる空間を提供し、エクステリアデザインと呼 応するスピード感ある造形と、CDクラスにふさわしい素材感を与え、上質なデザイ ンとした。魂動デザインのイメージカラーとなるソウルレッドプレミアムメタリックは、ハイライトの発色の良さと深みの両立を成功させ、内からエネルギを発する、エモーショナルな 「赤」として完成させた。エンジニアがデザイナーの意を酌み試行錯誤を重ねて実現した、マツダ渾身の「赤」である。

SUBARU XV HYBRIDはスバルらしい「Fun to Drive を実感できるハイブリッド」 を志し、環境へのやさしさと先進のテクノロジーを直感的に感じられるデザインを目 指しました。ベースとなるSUBARU XVの高い機能表現と都会でも映えるファッショ ン性を融合したデザインに、シンプル・クリーンなテイストを取り入れました。シー ンを限定しないアクティブに使えるハイブリッドです。このクルマを通じて多くの方に スバルの安心と愉しさを提供できる事を願っています。

体組成計は日々自分の状態をはかり続けることで、体重の急激な増減を防げた り、身体の変化に気付くことができるので、健康維持やダイエットのためにも欠かせない機器です。しかし、脱衣所・洗面所などの狭いところで使われることが多いため、常に置いて おくと場所を取られてしまいます。だからといって、棚や押し入れに片付けてしまうと、 毎回の測定が煩わしくなり、習慣も薄れてしまいます。 ＢＣ−３１３は活躍の場を狭い脱衣所から広いリビングへと移すことにしまし た。しかし、よくある健康機器のデザインイメージではインテリアに馴染まず、調 和を崩してしまいます。そこで、オーディオ機器やカメラやスマートフォンなどの 精密機器を思わせるフォルムに仕上げ、リビングでも違和感なく使用できようにしました。また、精密機器のシャープさを形に取り入れることで、タニタの体組成計の一番の売りである精度も表現しました。

ScanSnap SV600は、さまざまな原稿を簡単にスキャニングできる革新的なパー ソナルドキュメントスキャナです。新聞や雑誌の見開きなど裁断できない大きな原稿 から厚みのある本、子供の絵日記やクレヨン画のように表面がデリケートな原稿、ま たは凹凸のある原稿などもそのまま簡単にスキャン出来ます。新開発の高被写界深度レンズ、ライン型CCDセンサー、高指向性LED光源を組み合わせた「VIテクノロ ジー(Versatile Imaging Technology)」は、A3サイズまでをクリアで均一に電子データ化出来ます。操作は簡単Scanボタンを「ワンプッシュ」で、本などはページをめくるだけで自動読み取りする「ページめくり検出」、本や雑誌を開いた時に発生する中央部の歪みを自動補正する「ブック補正」など、革新的な機能を使いやすくデザインした新感覚のスキャナです。

「レスキューツール」は、スイス消防隊と5 年がかりで共同開発したプロフェッショナル向け救助用ツールで、人命救助に必要な全15 機能を装備。グローブを着用した状態でも主なツールを引き出すことができる工夫が施されており、多くの国々のレスキュー部隊に愛用されています。ロック機能付きラージブレード、せん抜き、マイナス及びプラスドライバー、リーマーなどのツールの他、事故や災害で自動車内に閉じ込められた人を救助するのに有効な、ウィンドウブレーカー、ガラスのこぎり、シートベルトカッターなどが装備されています。シートベルトカッターは刃先が丸く、内側に湾曲した波刃なので、要救助者を傷つけることなく瞬時にシートベルトを切断することができ、負傷者の衣服を切断する際にも有効です。「自社製品を通して社会に貢献する」という企業理念に基づき、消防レスキューなどの救助隊が人命救助の際に使用するレスキューツールを、一般の方々にもさまざまな災害への備えのひとつとしていただきたい、と考えます。

窓ガラスを手作業できれいにするのは意外と面倒なもの。それを簡単にできるようにしたのが、この窓用バキュームクリーナーです。「WV 50 plus」は、ドイツの清掃機器メーカー、ケルヒャーの企業カラーであるイエローのモデルです。 使い方はとてもシンプル。スプレーボトルに窓ガラス用洗浄剤と水を入れ、汚れた窓にスプレーします。マイクロファイバー製のワイプパッドで、スプレーした洗浄液を伸ばして汚れを浮かせ、本体のスイッチを入れて上から下に動かして吸引するだけです。充電式なのでコードレスで、700ｇと軽量なのでどなたでも手軽に使え、バキューム機能付きなので水が垂れることもなく、手を汚さずに窓そうじができます。冬場の結露や入浴後の水滴吸引にも活躍します。ワイパーヘッドと呼ばれるゴム部を工夫し、拭き跡が残らないようにしました。お掃除後は本体を分解して洗えるので清潔に保てます。一回の充電で約20分使えます。

お客様の感性豊な視生活を創造する企業。当社は1954年の創業以来、眼鏡フレームとサングラスの総合メーカーとして「顧客満足」を基準に製品闘発に取り組んで参りました。その姿勢は現在も変わらず、技術開発、販売体制の拡充はもとより、商品開発力の強化に最も力を注いでおります。さらに1997年には中国に生産とメッキの各工場を稼動させて生産力の強化をはかり、企画から生産までの一貫性を追求して参りました。これらは福井県鯖江市の本社を中心に東京・札幌・福岡を拠点にした日本全国の営業網と海外代理店網を通じた幅広い販路にて、世界中に発信されております。今後とも当社は、原点を見失うことなく、新しい時代へ一歩一歩着実に歩みを進めてまいります。

ISSEY MIYAKE「W」シリーズは、(独)Audiにおいて多くのシリーズを手がけたカー &プロダクトデザイナー、和田智氏とのコラボレーションで生まれました。2010年9 月の和田氏との初めてのデザイン構想から、2012年6月の発売まで、概ね2年の製 品開発となりました。コンセプトは、和田氏の強い思いである日本の美意識をベー スにしたミニマルな時計作り。時計の原点に立ち戻り、シンプルで力強いクロノグラフウオッチの提案へと繋げました。そのミニマルなデザインの中にも、自動車のホイー ルから発想された力強いケースフォルムや、計器としての視認性を実現した精度感 ある目盛、時を示す長い指示針など、カーデザインのエッセンスが取り入れられています。製作においては、クオーツでありながら機械式時計のような秒針の動きを 再現し、道具的な演出をするため操作ボタンのクリック感を硬めに設計しました。こ のISSEY MIYAKE「W」で、大人達の遊び心を刺激できれば担当者として喜ばしい 限りです。

オフィスのあらゆる空間の雰囲気に軽やかにとけ込むと同時に、個性と存在感を求 めたメッシュ素材のオフィスシーティングです。メッシュの持つ透明感をより幅広い ユーザーに訴求することを目的として、様々なワークスタイルに対応するために求め られるハイパフォーマンスの機能をコンパクトに搭載し、シンプルでシャープなデザ インを実現しました。オフィスワーカーが毎日座るイスであるからこそ、その操作性 と座り心地の良さは重要となります。アームレストの上下調整・回転調整やランバーサポートの上下調整、ロッキング強さの無段階調整、座面の前後調整などが容易に 行えます。またメッシュ素材は、座り心地、風合いなどのバランスをとるために改良を繰り返し行い、体をしっかりと支持するとともに適度な弾力性と通気性を有しており、快適な座り心地を実現します。シーティングのスタンダードとして世界から認められたテクノロジーが、ビジネスニーズに幅広く応えます。

- 使いやすさを求めたらスマートなナースカートができました - 『看護する側』の看護師と『看護される側』の患者、両方の視点に着目したナースカー ト「Karre」。片手で天板昇降が可能な新機構を開発。また軽やかな走行性・旋回性、 清掃やカスタマイズのしやすい単支柱構造など、使う人にストレスを感じさせない快適な操作感を実現する為、細部にまで「使いやすさ」を追求しました。忙しい看護 師の負担を軽減することで、笑顔で患者に接し、質の高い看護を行う時間を生み出 して欲しい、そんな想いから物を運ぶ機能だけだったカートに『いろ』『かたち』という新しいエッセンスを加えました。これにより看護師だけでなく、病室という限られた空間の中で治療に専念する患者が、穏やかな時間を過ごせるホスピタリティーを創出します。ナースカート「Karre」が病院内で看護師のやさしさ、患者の笑顔を運ぶカートになることを願います。

アルミ マルチ定規<30cm>』[シルバー / 黒 計2色、希望小売価格1,200円+税] は、軽量で耐久性に優れたアルミ製の折りたためる定規です。同社のロングセラー 製品で、角度も測れる二つ折りの定規『マルチ定規』の機能を採用。使用時には30cm、使わない時には二つ折りにたためて、胸のポケットやペンケースに収納が可能です。目盛部分には精度の高い測定ができる0.5mm単位のレーザー刻印を施す ことで、目盛がはがれることなく長くお使いいただけます。また、アルミ素材を用いたことでカッターでの使用も可能です。さらに、定規の端を目盛の起点とすることで、 奥行きや高さなど立体的なものを測ることも可能にするなど、素材を活かした機能にもこだわっています。カラーは、シルバーと黒の2色展開。素材の無垢感とソリッ ド感を活かした、大人感覚のステーショナリーです。

日本の各地の森に設置されたマイクからリアルタイムに届けられる「森の声」を聴くための専用のスピーカーです。通常のボックス構造のスピーカーとは違い、キャビネットそのものを振動させて音を出す仕組みを採用し、"森への入り口"をイメージしてデザインしています。バッテリー、Bluetooth®受信機、アンプを内蔵しワイヤレスで駆動できるため、自由に持ち運んで好きな場所で森を"感じる"ことができます。一辺136mmの立方体の体積（約2.5リットル）は、日本の森の平均的な一本の木が、昼の一時間当たりに光合成によって作り出す酸素の量を表します。木々の素晴らしい能力に感謝の気持ちを持ちながら「森の声」を楽しんでほしいという願いを込めています。リアルタイムの「森の声」は、Forest Notesの公式サイト、www.forestnotes.jp/ で提供しています。四季折々の生き物たちの声や、木々の葉っぱが風で揺れる音、雨音の調べなどが24時間楽しむことができます。

お客様が軽自動車に求められる価値を改めて認識し直し、「新たな軽自動車のメイン ストリーム」になることを目指し、日産らしい上質でエモーショナルなデザインと、親しみ易さ / 扱い易さを兼ね備えたクルマになるよう開発を進めました。クラストップレ ベルの低燃費とバランスの良い広く快適な室内空間、日常での使い易さにこだわった 最先端の装備を併せ持つ新しい時代の軽自動車です。日産車の象徴的なキャラクター でもある「ハイウェイスター」は、大きなフロントグリル、プロジェクタータイプのバ イキセノンヘッドランプ、ワイドバンパーなど、セレナやエルグランドのハイウェイス ターにも通じる顔つきのデザインで、よりシャープさと存在感あるたたずまいを実現。 インテリアは、精悍なブラックにシルバーの加飾とブルー照明のメーターがアクセント になり、ハイウェイスターならではのプレミアムな印象を醸し出しています。

業務用音響機器を手がけてきたティアック「TASCAM(タスカム)」ブランドの製品 の中で、ご好評頂いているシリーズにリニアPCMレコーダー「DRシリーズ」があり ます。一般的なICレコーダーと異なり、非圧縮の録音が可能なレコーダーと、高品 位なステレオマイクが一体化された製品です。一方で、市場ではApple社のデバイ ス (iOSデバイス ) が普及し、録音を行うユーザーの中にもiPhoneの録音機能を使 う方が多く見受けられました。このような背景から、iPhoneでDRシリーズの音質に よる録音ができるよう開発された製品が、iM2Xの前モデルとなる「iM2」です。 iM2はA-B方式というステレオマイクを搭載していました。需要の拡大に伴い、X-Y 方式と呼ばれるステレオマイクを搭載した「iM2X」をリリースしました。2世代目製 品であるためデザインもブラッシュアップされ、継ぎ目などもより目立たなくなるような工夫が凝らされています。iPhoneに接続した場合に、DRシリーズのような外観 が得られる =iPhoneがリニアPCMレコーダーになることがコンセプトのデザインで、 アプリもこのコンセプトに沿ったものを同時にリリースいたしました。

iimo tricycle #02は、これからの家族と三輪車の新しいつきあい方を提案するプロダクトです。 弊社が展開するiimoのファーストモデルiimo tricycle#01で求めた、三輪車の基本である、安全に「走る」「曲がる」「止まる」の原点を見つめ直し、ファミリーに優しい製品をという設計思想を、 より多様化する生活スタイルに添うようなカタチに進化させました。三輪車（対象年齢：1歳半〜4歳）を必要とするのはやはり若い家族（20代後半〜30代前半）であり、収入レベルから多くが住まいは集合住宅だと想像できます。そういった環境下で三輪車が折りたためてコンパクトに置ければどうでしょう？また折りたたんで車に積んで出かければ、今まで以上に三輪車の行動範囲は広がり、 楽しみ方も変わります。その為に現代の三輪車に必要とされている機能（押棒によるハンドル操作・ こげなお子さま用のステップ・転倒防止ガード）を備えつつ、コンパクトに折りたたむ事を実現させました。そして危険な可動部分はすべて樹脂パーツでカバーしながら、安全性とスタイリングを両立させました。その結果、お子さまだけでなく、ご両親も納得できる安全性と便利さ、そして家族の多様な生活スタイルにフィットする三輪車が実現出来たと考えております。

「ときめきのクルーズ・くつろぎの滞在・最高峰のスポーツフィッシング機能」を高次元でクロスオーバーさせた新ジャンルボートとして、トヨタ最先端技術とカーデザインのノウハウを導入し開発した。お洒落で斬新な印象であるのと同時に高級プレジャーボートとしての優れた機能性を有しており、その内外デザインそのものが最大の特徴となっている。特に、一筆書きで描かれたような美しく海面が見やすいサイドウインドウグラフィックや、リア回り、デッキ周りに見ることのできる躍動感あふれる造形・構成などは、独自の世界観を表現。この高い提案性と意匠性に加えて、リサイクル性に優れるアルミ製ハルの採用や、自動車用ディーゼルエンジン（V８　4.5ｌ）の採用などでトップクラスの低エミッションを実現した。PONAM-35は、マリン業界に新風を起こしながら、新しく美しいモビリティの一つとしての価値を、次世代に伝える役割を担ってくれると信じている。

ブナの木の柔らかさを活かし、薄いリボン状にしたものを、すべて手作業で巻き、形を作る。使っていただく方に手の温もりを感じていただけるような製品をお届けしたいという思いを、５０年続けてまいりました。BUNACOの製法だからこそできる自然で柔らかい曲線で、さりげなくシンプルに生活の名脇役となるような器。BUNACOの製品はすべて使っていただく方の声から生まれております。

ティーポット「ふく」は、山形カロッツェリア研究会 ( 代表 / 奥山清行氏 ) の製品とし て開発されたものです。伝統の技術と現代の技術を融合し世界に通用するクールジャ パンな製品を目的に生み出されました。奥山氏のラフデザインを基にカービングで金 型のモデルを造り、デザイナー奥山氏と打合わせを行い、製品化になりました。口垂 れが無く、お茶が美味しく抽出するような素材と設計。また錆びにくい鋳物鉄の配合。 取手は特殊アルミ合金により長くご利用いただける取手です。正に一服のお茶で至福 の時を味わっていただけるよう祈念して1点1点造られています。

三宅一生と研究・開発チーム「リアリティ・ラボ」が開発し、アルテミデが製品化し た照明器具のシリーズ。谷崎潤一郎の『陰翳礼賛』に記された陰翳の濃淡がもたら す繊細なあかりのニュアンスにヒントを得て、現代の生活空間を照らす普遍的な光の 質を探求しています。シェードにはペットボトル再生繊維100%の不織布を用い、独 自の加工を施すことで独特の表情や自立する強度、堅牢性を実現しました。また、 服づくりで培った折りたたみの手法を活かしたシェードは、ひとつひとつ人の“ 手 ” によって作られており 、使用しない時はフラットにたたむことが可能で す 。 灯 具 は 、 陰翳 IN-EI ISSEY MIYAKE のために開発したオリジナルLED発光ユニット。この ように最新のテクノロジーと手の仕事を組み合わせたものづくりは、三宅のデザイン に共通しています。人の手のぬくもりを感じさせるプロダクトであること、それは現 代に生きる私たちにとり重要な意味を持つと考えます。まさに、時代が求める価値 を実現したのが、陰翳IN-EI ISSEY MIYAKEです。

DAW(デジタルオーディオワークステーション)ソフトウェア「Nuendo」を操作する プロ用システム。映像に付随する音声の録音 / 編集 / ミキシングを行うオーディオポ ストプロダクションの現場で使用される。GUI画面と連携し、高品位で直観的な操作が 可能な「NUAGE FADER」と「NUAGE MASTER」、ネットワークオーディオ規格 Dante に対応した DSP 搭載のオーディオインターフェース「NUAGE I/O」、LAN ケーブル一本で多チャンネル伝送を可能にする PCI-Express オーディオインター フェースカード「DANTE ACCELERATOR」。これら機能別に独立したモジュールと 汎用の PC やモニターディスプレイにより、様々なスタジオ環境に合わせたシステム 構築ができるだけでなく、どの組み合わせにおいても一体化して見せることで違和感 なく制作作業に集中できる。ユーザーにとって永く使い続けられるシステムとデザイン を両立した。

この新型超低床車両は、札幌市路面電車の新規環状運転をめざし、全く新しく独自に開発されたものです。その特徴は以下の四点です。 *街並みに溶け込む、洗練されたデザイン：雪イメージした白を基調とした外観は、札幌の都市の先進性や爽やかな気候風土などを表現しています。 *木の温もりを感じられる空間：シートは新緑の緑をイメージし、窓側のサイドテーブルなどに道産木材を使うことにより、柔らかい雰囲気の空間にしました。 *広く開放的な車内：車体が長くなり、定員は従来より約2割増の71人に。窓も大きくなり、車窓から広がる四季折々のまちの景色を眺めやすくなります。 *スムーズな移動の確保：車内の床は段差が無く、車いすやベビーカーでの移動もスムーズ。地面から床面までの高さは、従来の車両よりも50センチメートルほど低くし、高齢者をはじめ多くの方が乗り降りしやすくなります。

少子高齢化や独身生活をエンジョイする若者が増える中、一般家庭の平均世帯人数は2.2人となり、東京都においては2名を割り込んできました。生活環境も大きく変わり、食器洗浄機やアイランドキッチンの普及など、キッチン環境もまた大きく変化しました。SMART　HOMEシリーズは時代の流れにマッチする商品の開発に取り組んだ結果です。テーマは『毎日つかうものだから。ずっと使うものだから。シンプルにスマートに、そして使いやすく。』そんな視点のものづくりを実践しました。

お子様や子育て世代の方、大型のスーツケースやレジャーグッズを携えた方、車いす をお使いの方など、性別年齢を問わず幅広い方々が快適に移動できることを追究した、 全く新しいコンセプトのUDタクシーであり、公共交通インフラのバリアフリー化の推 進に貢献することを目指した「みんなのタクシー」です。広くゆとりのある後席や乗 客の乗り降りをサポートする数々のおもてなし装備を備え、車いすに乗ったままバックドアから行う乗降時の後退防止ベルトなど、安心感を高める工夫もしています。また 乗務員が長時間、快適に運転できる機能として、高いアイポイントと低いウエストライ ンによる優れた前方視界、最適なドライビングポジションが確保できる190mmの調整 量を実現した運転席シートスライド、ワゴン車でありながらセダンタクシーと同レベル の5.2mを確保した最小回転半径、乗務員のエコドライブをサポートする車両情報ディ スプレイなど、様々な機能を充実させました。